テクノロジーを駆使した金融業務革新

13:30-14:10

基調講演

カスタマーオリエンテッドを実現するみずほフィナンシャルグループのDX

株式会社みずほフィナンシャルグループ
デジタルイノベーション部　シニアデジタルストラテジスト
兼 株式会社Blue Lab　最高技術責任者（CTO）
大久保　光伸　氏

みずほフィナンシャルグループは2017年にWiLとBlue Labを設立し出向者との協業により先端技術を活用したクロスインダストリのビジネス開発を推進しています。本セッションでは、先端技術のR&Dや新規ビジネスの開発手法（PEST分析、デザインスプリント、アジャイル開発等）、パブリッククラウド、IoT、AI、API、FIDO、ブロックチェーン等の要素技術を活用したサービスについて実際の事例をもとにご紹介します。

（１）インターネットをベースとしたテクノロジーやビッグデータ利活用の必要性
（２）先端技術のR&D（PWA、WebAuthn、GraphQL等）
（３）APIを用いた新規ビジネスの開発手法と事例紹介
（４）デジタル領域におけるアーキテクチャの最適化
（５）クロスインダストリのビジネス展開を推進するポイント 等

14:10-14:50

デジタルテクノロジーを活用した業務改革のすすめ

日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバル・ビジネス・サービス事業本部
金融・郵政グループ・サービス事業部
金融デジタルイノベーション　パートナー　
羽川　茂雄　氏

金融機関を取り巻く経営環境が厳しくなっている中、現行ビジネスにおけるコスト削減と生き残りをかけた新しい収益の立ち上げが急務となっています。デジタルテクノロジーを活用してオペレーションの効率化を図り、さらに、顧客体験を高度化する新しい金融サービスを素早く提供する能力が、今後の金融機関に必要となります。本セッションでは、銀行および保険業界でのイノベーションの方向性について取り上げ、これからの金融デジタル・サービスをどう実現すべきかについて、解説いたします。

（１）金融機関の課題と変革の方向性
（２）テクノロジーによる業務効率化
（３）顧客ニーズの変化に伴う新しいサービスと顧客体験
（４）これから必要となる金融機関のシステム能力

― コーヒーブレイク（15分間） ―

15:05-15:45

AI時代の働き方改革

株式会社セールスフォース・ドットコム
マーケティング本部　プロダクトマーケティング
シニアマネージャー
伊藤　哲志　氏

働き方改革のカギとして「従業員エンゲージメント」が注目を浴びています。深刻化する人手不足、有給休暇義務化という環境のなか、従業員のエンゲージを高め企業が成長していくには、新たな労働の担い手としてAIを活用し、よりスマートに仕事を進める必要があります。本セッションでは、従業員エンゲージメントと営業部門におけるAI活用について、セールスフォース・ドットコムの事例からデモを交えてご紹介いたします。

（１）現在の課題と改革への方向性
（２）弊社営業部門におけるAI活用
（３）デモンストレーション
（４）「従業員エンゲージメント」とそれを支えるしくみ​

15:45-16:25

SAP Concurによる間接業務デジタル化と金融業界における最新事例

株式会社コンカー
金融営業部　担当部長
石橋　潤一　氏

働き方改革や電子帳簿保存法対応、コンプライアンス・リスクの低減、経費の削減といったテーマを実現するためには、間接業務のデジタル化を欠かすことができません。
時価総額TOP100の内、42社が利用するクラウドサービス「SAP Concur」を利用した間接業務のデジタル化と金融業界における事例をご案内いたします。

（１）間接業務デジタル化で変わる業務
（２）SAP Concurによる間接業務デジタル化の実現
（３）金融業界事例

― コーヒーブレイク（15分間）―

16:40-17:20

特別講演

セブン銀行のAI活用による業務高度化 発想～実装のポイント

株式会社セブン銀行
専務執行役員
松橋　正明　氏

24000台超のATM網を運営するセブン銀行は、新たな技術を積極的に活用し続けています。AIも早くから取り組み、基幹事業への導入を順次推進しています。導入が難しいと言われるAI開発運営の工夫、社内要員の育成方法、などをシェアします。

（１）セブン銀行の紹介：新技術の取り組み方
（２）AIへのアプローチ：対象選択～検証、導入まで　経営視点でのアプローチは
（３）今後の展開：次なる時代をどう迎えるか、新たなサービスへの取り組み方
（４）運営の工夫：AI等時代の変化に沿ったチーム構成、カルチャーチェンジはどうべきか