ブロックチェーンがもたらす金融パラダイムチェンジ
13:30-14:10
(40分間)
基調講演
金融業界におけるブロックチェーン技術の進展と課題
金融庁
フィンテック室長
三輪 純平 氏
分散型台帳技術は金融業界において支払/決済・貿易・資本市場・レンディング等の様々な分野で使用されています。中でも、本年開催されたG20でも議論されたとおり、中央集権管理者が不在の分散型金融システムについて、いかにガバナンスを確立するかが課題となっています。本セッションでは、金融業界におけるブロックチェーン技術についての国際的動向と、それに対する金融庁の取り組みについて、ご紹介いたします。
1.金融業界におけるブロックチェーンのユースケース
2.暗号資産に関するリスクと国際的動向
3.分散型金融システムのガバナンスの構築に向けた取り組み
14:10-14:50
(40分間)
金融業界の今後の進展とブロックチェーンによる可能性
アクセンチュア株式会社
金融サービス本部 マネジング・ディレクター
相原 寛史 氏
テクノロジーコンサルティング本部
ITソリューション マネジャー
山田 昌嗣 氏
ブロックチェーンの取組みは金融機関のみならずそれ以外の産業でも活用に向けた取り組みが進んでいます。仮想通貨のリブラ等の動きは世界各国の注目を集めています。これらの動きを踏まえ、金融機関としてブロックチェーンへの取組み方について、国内外の事例を踏まえ考察します。ふくおかフィナンシャルグループ様の地域ポイント管理システム構築プロジェクトで採用された「ブロックチェーン・ハブ」ソリューションについてもご案内します。ブロックチェーンの技術の導入方法や留意点を分かりやすくご紹介します。
1. 金融業界の今後の展望
2. ブロックチェーンの国内外の事例及び今後の可能性
3. ブロックチェーンの取り組みを始める際の要諦
― コーヒーブレイク(15分間) ―
15:05-15:45
(40分間)
個人データ連携から見えるSociety5.0
~法令対応に向けた技術的な活用事例について~
パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社
パクテラ デジタル イノベーション 最高経営責任者
藤井 秀樹 氏
株式会社OZ1
代表取締役社長
江川 将偉 氏
株式会社Scalar
代表取締役 CEO/COO
深津 航 氏
ブロックチェーン技術による分散型データ管理は、その特徴であるデータの完全性の保証や、トレーサビリティ、セキュリティの確保によって、これまでの個人データの管理や連携のあり方に大きな変革をもたらす可能性を持っています。本セッションでは、①デジタル先進国エストニアの例や課題についてご紹介した上で、個人から始まるデジタルトランスフォーメーションのあり方と関連するサービス、また、②商品付帯保険への適用、個人情報保護法に係わる同意取得、同意管理への適用方法についてご説明させていただきます。
1.個人におけるデータ連携の在り方や課題
2.エストニアにおけるデジタル化の流れの状況
3.関連するサービスのご紹介
4.Scalar社が開発する分散型台帳技術のご紹介、および、これを用いた実装例
15:45-16:25
(40分間)
特別講演
貿易分野におけるデジタリゼーション
~Project Marco Poloの取組について~
株式会社三井住友銀行
トレードファイナンス営業部
グローバル戦略グループ グループ長
片岡 蔵人 氏
貿易分野におけるデジタリゼーションは、各事業会社様のサプライチェーン又はビジネスモデルを大きく変えていこうとしています。そして、このような変化はグローバルに進んでいます。この環境下、弊行では貿易分野におけるデジタリゼーションの取組として、ブロックチェーン技術を活用したグローバルプラットフォームの開発をFintech企業と協働して進めています(Project Marco Polo)。本セッションでは、貿易分野における新しいテクノロジーへの期待や、弊行の取組内容等についてご説明いたします。
1.貿易分野における新しいテクノロジーへの期待
2.弊行の貿易分野におけるデジタリゼーション
3.Project Marco Poloのご紹介
4.弊行の取組実績、及び今後の展望
アクセス
JA共済ビルカンファレンスホール
東京都千代田区平河町2-7-9
JA共済ビル1F
PARTNER
GOLD SPONSORS
Copyright © 1999-2019 Seminar Info Co.,Ltd. All rights reserved.