<アクチュアリー1次試験対策>
2019年12月合格目標 オンライン基礎ゼミ&過去問演習
日本アクチュアリー会一次試験「生保数理(生命保険数理)」の合格を目指す方のためのGW短期集中実践講義のweb配信版です。講義の進め方は各章とも、講義冒頭で重要記号を確認した後でいくつかの代表的な出題例を示して解くのに必要な知識を要約して解説します。まずは使用テキスト『合格ストラテジー 生保数理』に収載されている演習問題や過去問について、問題文の意味が理解でき、解答例を見ればその解法も一通り理解できるレベルに到達してもらいます。その上で、試験合格のためにさらに必要な、基盤となるべき知識やテクニックを伝授します。得点アップのための重要な記号・概念・手法を深く理解し、うまく活用できるように、問題の趣旨から関連テクニックまで幅広く解説します。本講座では、科目の全体像を理解していただいたうえで、頻出問題の解答のキーポイントを解説し、短期合格への道をご案内します。各回の講義終了後に、講義内容や継続的学習のコツなどの質問に対応し、後の回の講義内容に反映します。
短期合格の秘訣として、重要記号を何度も「写経」して暗記しておくということがあります。講義は板書中心で進めますので、重要記号を一度は手書きして、そのうち講義で要暗記と指定したものだけは、学習初期に、何度も何度も「写経」して「生保数理」に慣れておくことを強く強くお勧めします。
対象者
第1回 生保数理の基礎的概念と過去問演習・キーポイント解説
利息の計算、確定年金、元利均等返済、減債基金、生命表と生命確率、利力、平均余命、定常状態、死亡法則など
使用テキストとの対応:『合格ストラテジー 生保数理』2章、3章、5章、8章、付録A
第2回 保険料の基礎と過去問演習・キーポイント解説
生存保険、生命年金、定期保険、養老保険、変動年金、完全年金、年払保険料、営業保険料など
使用テキストとの対応:『合格ストラテジー 生保数理』5章、8章
第3回 責任準備金の基礎と過去問演習・キーポイント解説
一時払保険および年払保険の責任準備金(純保険料式)、過去法と将来法の一致、実務上の責任準備金など
使用テキストとの対応:『合格ストラテジー 生保数理』6章、9章
第4回 生保数理のまとめ
第1~3回の補足とその他過去問演習・キーポイント解説
使用テキストとの対応:『合格ストラテジー 生保数理』2~10章
配付資料
講師作成の講義レジュメを当日配付します。
使用テキスト(ご持参)
本セミナーで用いる書籍です。各自ご持参してください。
『二見隆:生命保険数学』<上・下巻>(日本アクチュアリー会)
『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 生保数理』アクチュアリー受験研究会代表MAH (著),西林 信幸 (著), 寺内 辰也 (著), 山内 恒人 (監修)東京図書、2018年(『合格ストラテジー 生保数理』で略記)
https://www.amazon.co.jp/dp/4489022921/
https://books.rakuten.co.jp/rb/15499821/
使用過去問(ご持参)
平成10, 15, 18, 23~30年度の第1次試験過去問題集「生保数理」を、以下サイトよりダウンロード・印刷してお手元にご用意ください。 http://www.actuaries.jp/lib/collection/index.html
※「生保1」「生保2」と記載のあるものは第2次試験のものとなりますので、ご注意ください。
電卓(ご持参)
試験で認められている電卓を各自ご持参してください。
参考サイト)公益社団法人 日本アクチュアリー会 2018年度 資格試験要領
http://www.actuaries.jp/examin/2018exam/2018-H.html
※「7.試験会場で使用可能な電卓について」参照
平成27年度~30年度の小問(問題1)、中問(問題2)の出題数は、合計で14問でした。但し、平成27年度~29年度は小問8問、中問6問だったのに対し、平成30年度は小問6問、中問8問と配分が変わっています。上記の過去問分析表を見てもわかるように、各分野満遍なく出題されています。苦手分野を作ることなく、満遍なく勉強することが求められる科目です。「利息の計算」「生命表および生命関数」は、その後に続く「保険料」「責任準備金」「連生・就業不能など」の理解に必須の生保数理の基礎的な概念です。例年2~3問程度出題されています。過去問対策を行う際は、まずこの基礎的概念を理解し、その後の発展的な問題に取り組むことが大事です。
「保険料」の分野は、純保険料の方が営業保険料よりも出題数が多くなっています。純保険料も、生保数理の基礎的概念の一つであり、指定テキストや過去問を繰り返し解く中で着実に身に着けたい分野です。営業保険料の問題は、実務をやっていない方からすると一見難しそうに見えますが、題意をよく読み、収支相等の原則の式を落ち着いて立てると解ける問題が出題されています。
「責任準備金」の分野は、「解約その他諸変更に伴う計算」からの出題が多くなっていますが、この部分は実務的な要素が強く、初学者からすると、問題の意味を把握するのに時間がかかるかもしれません。いきなりこの実務的な問題に取り組むよりも、まずは責任準備金(純保険料)の理論的背景を確実に理解し、その後チルメル式責任準備金や解約等のより実務的な問題に取り組むのが良いと思います。「連生・就業不能など」の分野からも例年いくつか出題されています。この分野は、「生保数理の基礎的概念」「保険料」「責任準備金」の概念を、さらに応用した問題が出題される傾向にあります。
藤澤 陽介 氏
スイス再保険会社 日本支店 Senior Health Solutions Manager
ウォータールー大学アクチュアリー学科修士課程修了。日本アクチュアリー会正会員(理事長賞受賞)、CERA、年金数理人、日本アクチュアリー会ERM委員会(委員長)/産学共同委員会/プロフェッショナリズム教育部会/ASTIN関連研究会、日本保険・年金リスク学会評議員・理事、大阪大学金融・保険教育研究センター 非常勤講師(2014年まで)、早稲田大学大学院会計研究科 非常勤講師(現在)、損保総研アクチュアリー講座講師。「アクチュアリー受験研究会」前会長。2017年11月より現職。第3分野の再保険の事業戦略全般を担う。住友信託銀行(当時)、ライフネット生命、RGA再保険会社を経て、現職。著書に『リスク社会の羅針盤! すべては統計にまかせなさい』(PHP研究所)。
<受講希望の方へお願い>
お申し込み前に、テスト視聴ページより推奨環境と動画の再生可否を必ずご確認ください。
■ テスト視聴ページ:https://deliveru.jp/pretest5/
■ ID(ユーザー名):livetest55
■ パスワード:livetest55
| アクチュアリー講座TOP | 数学 | 損保数理 | 生保数理 |
Copyright © 1999-2019 Seminar Info Co.,Ltd. All rights reserved.