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アクチュアリー試験対策講座<1次・2次>・2020年12月合格目標|セミナーインフォ
日本アクチュアリー会資格試験 第1次試験「数学」を受験予定の方。
「数学」は、確率、統計、モデリングの三分野からなる試験です。小問では、短時間で正確に回答する能力が求められます。大問では、その場での概念理解の能力が問われます。合格には相当な学習が必要で、かなり難しい試験です。しかし、他の1次試験科目と比べると、アクチュアリー学固有の特殊性がなく、特に確率と統計は、高校から大学で学ぶ内容の延長です。また出題傾向は奇を衒わない正統派ですので、適切に準備して臨めば、確実な得点が可能です。
この講座は、ゴールデンウィークから6月末までの約2か月間に、10回シリーズで実践的な受験対策を行うものです。アクチュアリー試験の合否のカギは、過去問中心の問題演習の徹底ですが、つまずきやすいパターンがあります。典型的には、模範解答が理解できない問題に突き当たり、手が止まるケースです。そうなると、決定版の教科書がないこともあって、何を勉強したらいいのかわからなくなることもあります。さらに、解けるまで取り組むべきか、その時間をほかの勉強に充てるべきかといった悩みも生じます。
本講座では、こうした悩みを解決する工夫をしています。つまずいて勉強が止まることの対策として、必ず身に着けたい重要問題を厳選し、本質が分かるまで丁寧に解説します。さらに、過去問の分析に基づいて、頻出概念は類題を合わせて解説し、理解を強固にするとともに応用を身に着けます。
これにより、つまずきを解消できます。また出題傾向の分析を踏まえ、初見で解くのは難しい問題を見分け、時間配分を最適化することもできるようになります。
※講義は過去問の演習が中心です。取り上げる問題の多くは、同講師による2019年秋・直前コースと重複しますので、前回ご受講の方はご注意ください。
頂いた感想の一部を紹介します。このほかにも、高い評価を多数いただいています。
昨年度の数学(有効回答中の「満足」+「やや満足」の割合は、100%となっています)
•「講義での解説もわかりやすく、テキストも後日見直してもわかりやすい。」
•「よく整理されていて大変わかりやすい。シミュレーションについて理解を深めることができたので大変良かった。」
•「よくまとまっていて非常にためになった。」
•「別解説明が参考になりました。(模範解答以外の)」
•「テキスト+説明がわかりやすい」
•「過去問の解き方が明快であった。」
•「より効率的な解き方がわかった。」
•「充実していた時間でした。」
•「ベイズの定理の話がためになった。(赤と緑の色分けが参考になった)」 等
近年の出題は、小問(問題1)は、12題×各5点=60点、大問(問題2および3)は、2題×20点=40点で、パターンは安定しています。さらに、小問12題の内訳は、①確率分野から4題、②統計分野から4題、③モデリングから4題と、ほぼ均等に出題されます。
①確率分野は、事象の発生確率、確率分布の密度関数や確率母関数、あるいは平均値や分散などを求める計算問題が中心で、ときどき記憶喪失性など分布の性質を問うものが混じります。後者は、よく準備をしておけば即答が可能です。②統計分野は、区間推定や検定に関する問題が多く出題されています。決まったパターンで解けるものが多く、練習量がものを言います。③モデリングは、回帰分析、時系列解析、確率過程、シミュレーションの4分野から、毎年一題ずつ出題されていますので、傾向はつかみやすいでしょう。
大問は、小問とは異なり、毎年固有の問題設定でパターン化が困難です。問題の長さは選択肢を除いても3ページ程度あり、算式中の約20か所の穴埋めを答えることになります。
大問では、試験時間内に解くには難しい高度な問題が多く出題されます。構成は、設問が回答者を「誘導」するヒントを与えてくれ、意図を理解して順次穴埋めを追ってゆければ、問題自体に手伝ってもらって解けるようになっています。(「教育的指導問題」と呼びたくなる出題です。)ただ誘導があっても、一般的な受験者には完答は難しく、どれだけ部分点が取れるかの勝負となるでしょう。
大問を予想して山を当てることはほぼ不可能ですから、その場で設問の意図を素早く理解できるよう、柔軟性を養うことが肝要になります。
第1回 受験直前の心得/重要問題解説
・出題範囲と過去問傾向
・事象と確率
第2回 重要問題解説
・確率変数、確率分布
・確率密度関数、分布関数
第3回 重要問題解説
・ 確率変数の平均値、分散
・ 変数変換と和の分布
第4回 重要問題解説
・ 積率と積率母関数、確率母関数、特性関数
・ 大数の法則と中心極限定理
第5回 重要問題解説
・ 統計的推定
・ 区間推定
第6回 重要問題解説
・ 統計的検定
・ 標本分布論と標本調査
第7回 重要問題解説
・ 確率・統計のまとめ/補遺
・ 大問対策①
第8回 重要問題解説
・ 回帰分析
・ 時系列解析
第9回 重要問題解説
・ 確率過程
・ 大問対策②
第10回 重要問題解説/ラップアップ
・ シミュレーション
・ ラップアップ
(1)試験場での心得、電卓等
(2)効率よい勉強のヒント
【質 疑 応 答】※録音、ビデオ・写真撮影等はご遠慮ください
配付資料
講師作成の講義レジュメを当日配付します。
使用テキスト(ご持参)
本セミナーで用いる書籍です。各自ご持参してください。
『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 数学』アクチュアリー受験研究会代表MAH 〈著〉、藤田 岳彦 〈監修〉、岩沢 宏和 〈その他〉 (東京図書 2017年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4489022700/
https://books.rakuten.co.jp/rb/15005098/
『確率統計演習1 確率』国沢清典編(培風館)
https://www.amazon.co.jp/dp/4563008095
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000002657763&Action_id=121&Sza_id=GG
『確率統計演習2 統計』国沢清典編(培風館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000002657772&Action_id=121&Sza_id=GG
『モデリング』日本アクチュアリー会 テキスト
使用過去問(ご持参)
平成28・29、2018年度の第1次試験過去問題集「数学」を、以下よりダウンロード・印刷してお手元にご用意ください。
平成28年度
http://www.actuaries.jp/lib/collection/books/H28/H28A.pdf
平成29年度
http://www.actuaries.jp/lib/collection/books/H29/H29A.pdf
2018年度
http://www.actuaries.jp/lib/collection/books/2018/2018A.pdf
電卓(ご持参)
試験で認められている電卓を各自ご持参してください。
参考サイト)公益社団法人 日本アクチュアリー会 2019年度 資格試験要領
http://www.actuaries.jp/examin/2019exam/2019-H.html
※「7.試験会場で使用可能な電卓について」参照
星野 明雄 氏
日新火災海上保険株式会社 顧問
1985年 東京大学理学部数学科卒。在学中n×n×nルービックキューブの一般解を発表。
1988年 日本アクチュアリー会正会員(FIAJ)。
1995年 ペンシルバニア大ウォートン校卒(MBA)。
1997年 自動車保険・人身傷害補償開発。
2015年~損害保険上級講座 講師。
ERMA Bali International Seminar on Enterprise Risk Management Panelist
【主要開発商品】
自動車保険人身傷害補償/各種積立保険(損害保険分野)
家計保障定期保険/利差配当商品各種(生命保険分野)
年金払積立傷害保険・ドル建て年金(年金分野)
医療保険/がん保険/抗ガン剤特約(医療分野) 等多数
2時間×全10回
第1回 2020年 5月30日(土) 午前10時00分
第2回 2020年 5月30日(土) 午後15時00分
第3回 2020年 5月31日(日) 午前10時00分
第4回 2020年 5月31日(日) 午前10時00分
第5回 2020年 6月5日(金) 午後18時00分
第6回 2020年 6月5日(金) 午後18時00分
第7回 2020年 6月19日(金) 午後18時00分
第8回 2020年 6月19日(金) 午後18時00分
第9回 2020年 6月26日(金) 午後18時00分
第10回 2020年 6月26日(金) 午後18時00分
講義の内容を収録したアーカイブ配信をご受講いただけるコースです。
本セミナーはお申し込み受付を終了いたしました。
複数科目を同時申し込みされる方は、2科目目以降を1科目あたり30,000円(全受講スタイル共通)でご受講いただけます。
※セット割引プランは学割と併用することはできません。学生の方は科目別にお申し込みください。
※セット割引プランをご利用の場合、各科目の受講スタイルは同一のものに限らせていただきます。
割引制度は複数科目セット割引を含め、一切併用ができませんのでご注意ください。
2019年度受講者向け割引
2019年度GW開講の基礎コースもしくは秋開講の直前コースをご受講いただいた方(アーカイブ配信のオンライン受講含む)には、2020年度の合格目標の講座を1科目当たり30%引きでご受講いただけるクーポンを発行しております。メールでご案内しておりますが、クーポンのご確認ができない方は、以下宛先までお問い合わせください。なお、3科目以上同時にお申し込みされる方は、複数科目セット割引プランの方がお得になりますので、そちらをご利用ください。
customer@seminar-info.jp
早期申込割引(終了)
2020年3月31日(火)までにお申し込みいただいた方限定で、1科目あたり10,000円引きでご受講いただけます。※期間延長いたしました!
なお、2科目以上同時にお申し込みされる方は、複数科目セット割引プランの方がお得になりますので、そちらをご利用ください。
▼早割適用方法
お申し込みページのクーポン利用欄で「あり」にチェックのうえ、クーポンナンバー【hayawari20】をご入力ください。
早割は終了いたしました!
ご受講時に学生の方は、学割の適用により開催後に受講料の半額をキャッシュバックいたします。学割適用希望の方はお申し込みフォームの連絡事項欄に以下の必要事項をご記載ください(後日学生証ご提示必須)。なお、学割と複数科目セット割引を併用することはできません。
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①学割適用希望
②在籍学校名
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※一度ご受講料の全額をお支払いいただいたのち、開催後にキャッシュバックいたします。あらかじめご了承ください。
※学割の適用には、ご受講時点で有効な学生証のご提示が必要です。