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アクチュアリー試験対策講座<1次・2次>・2020年12月合格目標|セミナーインフォ
日本アクチュアリー会資格試験 第1次試験「損保数理」を受験予定の方。
「損保数理」は、高校や大学で一般的な数学を学んできた方にはなじみのない、独特の科目です。加えて、質量の両面でかなり難度があるので、容易な試験ではありません。しかし、出題傾向が安定しており、また、解法に特別なアイデアやひらめきを要求する要素が少ないので、正しく準備をして臨めば、確実な得点が期待できる面もあります。
この講座は、7月中旬から8月末までの約2か月間に、10回シリーズで実践的な受験対策を行うものです。アクチュアリー試験対策は、過去問演習に始まり過去問演習に終わります。損保数理の場合は、平成23年度(テキスト改訂年度)以降の過去問が、時間内にすべて80%以上できれば合格圏に手が届き、90%以上ならほぼ安全圏と考えられます。過去問を中心とした問題演習を徹底することが、合格に向けたポイントとなります。
悩ましいのは、過去問の中に、難しい問題、模範解答を見ても意味が分からない問題が出てきたときです。そこで手が止まって、時間が無為に流れる・・・とならないようにしたいところです。また、解けるまで取り組むべきか、その時間をほかの勉強に充てるべきかといった迷いも生じます。
本講座では、こうした悩みを解決する工夫をしています。まず「損保数理」の幅広い出題範囲を俯瞰し、過去問の詳しい分析に基づいて、受験勉強の全体像を捉えます。そして、必ず身に着けたい重要問題を厳選し、本質が分かるまで丁寧に解説します。さらに、頻出概念は類題を合わせて解説し、理解を強固にするとともに応用を身に着けます。
重要問題を深く習得しておくことで、趣向を変えた類題も、短時間に理解し解法につなげることができます。これにより、合格に必要な問題演習が、自力で効率よくできるように指導します。また出題傾向の分析を踏まえ、初見で解くのは難しい問題を見分け、時間配分を最適化することもできるようになります。
※講義は過去問の演習が中心です。取り上げる問題の多くは、同講師による2019年秋・直前コースと重複しますので、前回ご受講の方はご注意ください。
頂いた感想の一部を紹介いたします。このほかにも、高い評価を多数いただいています。
昨年度の損保数理(有効回答中の「満足」の割合は、回によって85%~100%となっています)
•「最尤法について・・・あまり理解できていませんでした。今回説明を丁寧にしていただいて、理解できました。」
•「「免責金額と支払い上限が与えられた時の分布」が特にためになった。(教科書を読んでもわからなかった)」
•「とてもわかりやすい!!」
•「基本を整理しながら改めて学習できた。自習では素通りしそう。」
•「単に解法だけでなくそもそもの部分を解きほぐして教えてくれたので、わかりやすかった。」
•「積立保険の中で覚えておくべき部分がはっきり分かった。」
•「ベイズ方法論:モンティホール問題を用いた説明がわかりやすかったです。」
•「各概念について、モティベーションなり実務の話が聞けて、理解のきっかけとなり助かりました。」
•「講義資料もわかりやすく、自宅で復習した時も、わからなくなった点をすぐ理解することができました。」
•「再保険、リスク評価、積立保険の図がわかりやすかったです。」 等
教科書の各章から、満遍なく出題されますので、合格には全章を一通りカバーしておく必要があります。章の中の出題項目を見ると、ビュールマンモデルやチェインラダー法など、特に高い頻度で出題される項目がありますので、これらはよく理解し問題演習を繰り返しましょう。
出題は、深い洞察力や迅速正確な計算力を要求する、「骨のある」問題がある一方で、少数ですが用語の意味を知っているだけで解ける問題もあります。はじめに全体に目を通し、やさしい問題が未着手にならないようにしましょう。時間に追われる厳しい試験ですので、試験場での戦略的な時間配分は重要です。なお、数値問題では、正解と近い値が選択肢にまぎれこんでいるので、端数処理等を指定通りに行うなど細部に注意が必要です。
第1回 受験直前の心得/重要問題解説
出題範囲と過去問傾向
第1章 損害保険料率の基礎知識 (営業保険料構成等)
第2回 重要問題解説
第2章 クレームの分析 (複合ポアソン分布、パラメータ推定等)
第3回 重要問題解説
第3章 経験料率 (信頼性理論、ベイズ方法論、ビュールマンモデル等)
第4回 重要問題解説
第4章 クラス料率 (ミニマムバイアス法、一般化線形モデル)
第5回 重要問題解説
第5章 支払備金 (チェインラダー法、ボーンヒュッター・ファーガソン法)
第6回 重要問題解説
第6章 積立保険 (保険料、払戻積立金)
第7回 重要問題解説
第7章 保険料算出原理 (指数原理、エッシャー原理、ワンの原理等)
第8回 重要問題解説
第8章 危険理論の基礎 (確率過程、ルンドベリモデル)
第9回 重要問題解説
第9章 再保険 (比例式、ELC、ストップロス等)
第10回 重要問題解説/ラップアップ
第10章 リスク評価の数理 (極値理論、TVaR、ケンドールのτ、コピュラ等)
ラップアップ
(1)試験場での心得、電卓等
(2)集中力、記憶力を高める
【質 疑 応 答】※録音、ビデオ・写真撮影等はご遠慮ください
配付資料
講師作成の講義レジュメを当日配付します。
使用テキスト(ご持参)
本セミナーで用いる書籍です。各自ご持参してください。
『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 損保数理』アクチュアリー受験研究会代表MAH 〈著〉、平井 卓哉 〈著〉、玉岡 一史 〈著〉、 岩沢 宏和 〈監修,その他〉 (東京図書 2019年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4489023146/
https://books.rakuten.co.jp/rb/15956570/
『損保数理』 日本アクチュアリー会 テキスト
『例題で学ぶ損害保険数理 第2版』小暮雅一、東出純著 (共立出版 2016年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4320111524/
https://books.rakuten.co.jp/rb/14123083/
『損害保険数理』岩沢宏和、黒田耕嗣著 (日本評論社 2015年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4535607095/
https://books.rakuten.co.jp/rb/13231539/
使用過去問(ご持参)
平成28・29、2018年度の第1次試験過去問題集「損保数理」を、以下よりダウンロード・印刷してお手元にご用意ください。
平成28年度
http://www.actuaries.jp/lib/collection/books/H28/H28C.pdf
平成29年度
http://www.actuaries.jp/lib/collection/books/H29/H29C.pdf
2018年度
http://www.actuaries.jp/lib/collection/books/2018/2018C.pdf
電卓(ご持参)
試験で認められている電卓を各自ご持参してください。
参考サイト)公益社団法人 日本アクチュアリー会 2019年度 資格試験要領
http://www.actuaries.jp/examin/2019exam/2019-H.html
※「7.試験会場で使用可能な電卓について」参照
星野 明雄 氏
日新火災海上保険株式会社 顧問
1985年 東京大学理学部数学科卒。在学中n×n×nルービックキューブの一般解を発表。
1988年 日本アクチュアリー会正会員(FIAJ)。
1995年 ペンシルバニア大ウォートン校卒(MBA)。
1997年 自動車保険・人身傷害補償開発。
2015年~損害保険上級講座 講師。
ERMA Bali International Seminar on Enterprise Risk Management Panelist
【主要開発商品】
自動車保険人身傷害補償/各種積立保険(損害保険分野)
家計保障定期保険/利差配当商品各種(生命保険分野)
年金払積立傷害保険・ドル建て年金(年金分野)
医療保険/がん保険/抗ガン剤特約(医療分野) 等多数
2時間×全10回
第1回 2020年 7月15日(水) 午後18時00分
第2回 2020年 7月17日(金) 午後18時00分
第3回 2020年 7月24日(金・祝) 午前10時00分
第4回 2020年 7月31日(金) 午後18時00分 ※配信日が変更になりました。誠に申し訳ございませんがご了承ください。
第5回 2020年 7月31日(金) 午後18時00分
第6回 2020年 8月07日(金) 午後18時00分
第7回 2020年 8月14日(金) 午後18時00分
第8回 2020年 8月21日(金) 午後18時00分
第9回 2020年 8月28日(金) 午後18時00分
第10回 2020年 9月04日(金) 午後18時00分
講義の内容を収録したアーカイブ配信をご受講いただけるコースです。
本セミナーはお申し込み受付を終了いたしました。
複数科目を同時申し込みされる方は、2科目目以降を1科目あたり30,000円(全受講スタイル共通)でご受講いただけます。
※セット割引プランは学割と併用することはできません。学生の方は科目別にお申し込みください。
※セット割引プランをご利用の場合、各科目の受講スタイルは同一のものに限らせていただきます。
割引制度は複数科目セット割引を含め、一切併用ができませんのでご注意ください。
2019年度受講者向け割引
2019年度GW開講の基礎コースもしくは秋開講の直前コースをご受講いただいた方(アーカイブ配信のオンライン受講含む)には、2020年度の合格目標の講座を1科目当たり30%引きでご受講いただけるクーポンを発行しております。メールでご案内しておりますが、クーポンのご確認ができない方は、以下宛先までお問い合わせください。なお、3科目以上同時にお申し込みされる方は、複数科目セット割引プランの方がお得になりますので、そちらをご利用ください。
customer@seminar-info.jp
早期申込割引(終了)
2020年3月31日(火)までにお申し込みいただいた方限定で、1科目あたり10,000円引きでご受講いただけます。※期間延長いたしました!
なお、2科目以上同時にお申し込みされる方は、複数科目セット割引プランの方がお得になりますので、そちらをご利用ください。
▼早割適用方法
お申し込みページのクーポン利用欄で「あり」にチェックのうえ、クーポンナンバー【hayawari20】をご入力ください。
早割は終了いたしました!
ご受講時に学生の方は、学割の適用により開催後に受講料の半額をキャッシュバックいたします。学割適用希望の方はお申し込みフォームの連絡事項欄に以下の必要事項をご記載ください(後日学生証ご提示必須)。なお、学割と複数科目セット割引を併用することはできません。
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①学割適用希望
②在籍学校名
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※一度ご受講料の全額をお支払いいただいたのち、開催後にキャッシュバックいたします。あらかじめご了承ください。
※学割の適用には、ご受講時点で有効な学生証のご提示が必要です。