<アクチュアリー1次試験対策講座/2019年12月合格目標>
直前コース/2019秋・短期集中ゼミ&過去問演習
~徹底実践!通学+オンライン受講~
日本アクチュアリー会資格試験 第1次試験「数学」を受験予定の方。
日本アクチュアリー会資格試験の第1次試験「数学」の合格を目指す方のための短期集中講義です。「数学」は、確率、統計、モデリングの三分野からなる試験です。試験の小問では、短時間で正確に回答する能力が求められます。また、大問では、その場での概念理解の能力が問われます。これらをクリアするためには、それぞれ相当な訓練が必要ですから、かなり難しい試験です。
しかし、他の資格の1次試験と比べれば、アクチュアリー学独特の特殊性・専門性は高くなく、特に確率と統計は、高校から大学で学ぶ内容と大きくは外れません。また奇を衒わない正統派の出題傾向が主であり、基本的なパターンに沿った問題も多いので、適切な準備をして臨めば、確実な得点が可能です。
この講義は、12月の試験本番を間近に控えた9月の時期に、実践的な受験対策を行うものです。アクチュアリー試験対策は、過去問演習に始まり過去問演習に終わります。ですから特に10月以降の受験直前期においては、過去問を中心とした問題演習を徹底することが望ましいのです。その際、問題に取り組んだとき手が止まることのない、効率の良い勉強ができなくてはなりません。
数学の場合は、決定版の教科書が一冊あるわけではないので、つまずいて何を勉強したらいいのかわからなくなる事態を避けたいところです。そのためには、頻出している重要な問題の解法を十分に身につけることが重要です。
本講義では、「数学」の出題範囲の中から、受験までに必ず身に着けておきたい重要問題を厳選し、掘り下げた解説を行います。また、類題のバリエーションが多い問題については、例を取り上げて、重要問題で説明した概念がどのように応用されているかを示します。重要問題を深く習得しておくことで、趣向を変えた類題も、短時間に理解し解法につなげることができます。受験本番を控えた直前対策に好適です。
なお、受験直前講義の性質上、ポイントを絞った集中講義となります。基本的な問題を満遍なくカバーするものではありませんので、ご留意ください。(幅広く概観したい方には、アーカイブ配信中の基礎コース・GW短期集中ゼミを先にご覧いただくことをお勧めします。)
近年の出題は、小問(問題1)は、12題×各5点=60点、大問(問題2および3)は、2題×20点=40点で、このパターンは長年安定しています。さらに、小問12題の内訳は、確率分野から4題、統計分野から4題、モデリングから4題と、ほぼ均等に出題されます。
確率の問題は、所定の事象の発生確率を求めるもの、確率分布の密度関数や確率母関数を求めるもの、平均値や分散を求めるものといった計算問題のほか、再生性や記憶喪失性など分布の性質を問うものが混じることもあります。後者のタイプの問題は、基礎的な分布を知っていれば、即答あるいはその場ですぐ確認できるものがあります。統計の問題は、区間推定や検定に関するものが多く出題されています。決まったパターンで解けるものが比較的多いので、練習量がものを言うことになります。モデリングについては、回帰分析、時系列解析、確率過程、シミュレーションの4分野から、ほぼ毎年一題ずつ出題されていますので、傾向はつかみやすいでしょう。
大問は、小問とは異なり、毎年それぞれ固有の問題設定があるため、その場で設問を理解して解法を考える必要があります。問題の長さは選択肢を除いても3ページ程度あり、算式中の約20か所の穴埋めを答えることになります。
大問の内容そのものは、試験時間内に解くには難しいものが多いですが、設問の構成が回答者を「誘導」するヒントを与えてくれており、出題意図を理解して順次算式を追うことができれば、問題自体に手伝ってもらって解けるようになっています。(「教育的指導問題」と呼びたくなる構成です。)
大問を予想して山を当てることはほぼ不可能ですので、初めて見る設問の意図を素早く理解して論旨を追えるよう、柔軟性を養うことが肝要になります。
第1回 受験直前の心得/重要問題解説①
受験直前の心得
(1)出題範囲と過去問傾向の復習
(2)直前期にやるべきこと
重要問題解説①
(確率)
・ 事象と確率
・ 確率変数、確率分布、確率密度関数、分布関数
・ 確率変数の平均値、分散
・ 変数変換と和の分布
第2回 重要問題解説②
(確率)
・ 積率と積率母関数、確率母関数、特性関数
・ 大数の法則と中心極限定理
(統計)
・ データのまとめ方
・ 統計的推定、区間推定
(大問対策①)
第3回 重要問題解説③
(統計)
・ 統計的検定
・ 標本分布論と標本調査
・ 最小2乗法と相関係数と回帰係数の推定、検定
(モデリング)
・ 回帰分析
・ 時系列解析
(大問対策②)
第4回 重要問題解説④/ラップアップ
重要問題解説④
(モデリング)
・ 確率過程
・ シミュレーション
(大問対策③)
ラップアップ
(1)試験場での心得、電卓等
(2)効率よい勉強のヒント
【質 疑 応 答】※録音、ビデオ・写真撮影等はご遠慮ください
配付資料
講師作成の講義レジュメを当日配付します。
使用テキスト(ご持参)
本セミナーで用いる書籍です。各自ご持参してください。
『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 数学』アクチュアリー受験研究会代表MAH 〈著〉、藤田 岳彦 〈監修〉、岩沢 宏和 〈その他〉 (東京図書 2017年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4489022700/
https://books.rakuten.co.jp/rb/15005098/
『確率統計演習1 確率』国沢清典編(培風館)
https://www.amazon.co.jp/dp/4563008095
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000002657763&Action_id=121&Sza_id=GG
『確率統計演習2 統計』国沢清典編(培風館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000002657772&Action_id=121&Sza_id=GG
『モデリング』日本アクチュアリー会 テキスト
使用過去問(ご持参)
平成28・29、2018年度の第1次試験過去問題集「数学」を、以下サイトよりダウンロード・印刷してお手元にご用意ください。 http://www.actuaries.jp/lib/collection/index.html
電卓(ご持参)
試験で認められている電卓を各自ご持参してください。
参考サイト)公益社団法人 日本アクチュアリー会 2018年度 資格試験要領
http://www.actuaries.jp/examin/2018exam/2018-H.html
※「7.試験会場で使用可能な電卓について」参照
星野 明雄 氏
日新火災海上保険株式会社 顧問
1985年 東京大学理学部数学科卒。在学中n×n×nルービックキューブの一般解を発表。
1988年 日本アクチュアリー会正会員(FIAJ)。
1995年 ペンシルバニア大ウォートン校卒(MBA)。
1997年 自動車保険・人身傷害補償開発。
2015年~損害保険上級講座 講師。
ERMA Bali International Seminar on Enterprise Risk Management Panelist
【主要開発商品】
自動車保険人身傷害補償/各種積立保険(損害保険分野)
家計保障定期保険/利差配当商品各種(生命保険分野)
年金払積立傷害保険・ドル建て年金(年金分野)
医療保険/がん保険/抗ガン剤特約(医療分野) 等多数
開講スケジュール(全4回)
第一回 2019年 8月31日(土) 午前10時00分~12時00分
第二回 2019年 9月1日(日) 午前10時00分~12時00分
第三回 2019年 9月8日(日) 午前10時00分~12時00分
第四回 2019年 9月14日(土) 13時30分~15時30分
会場
カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル2F
九段下駅 2番出口 徒歩約5分(半蔵門線・東西線・都営新宿線)
上記開催日程に合わせ、会場に通学のうえ対面でご受講いただく学習効率が高いコースです。
開催終了後、講義の模様を収録したアーカイブ配信もご受講いただけます。
→販売終了
上記開催日程に合わせ、お手持ちのPCやタブレットからリアルタイムでオンライン受講いただく大変コンビニエントなコースです。
開催終了後、講義の模様を収録したアーカイブ配信もご受講いただけます。
→販売終了
開催終了後、講義の模様を収録したアーカイブ配信をご受講いただけるコースです。
通学受講、オンライン受講には予めアーカイブ配信が付帯しています。
<オンライン受講をお申し込み希望の方へ>
お申し込み前に、テスト視聴ページより推奨環境と動画の再生可否を必ずご確認ください。
■ テスト視聴ページ:https://deliveru.jp/pretest5/
■ ID(ユーザー名):livetest55
■ パスワード:livetest55
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