<アクチュアリー1次試験対策講座/2019年12月合格目標>
直前コース/2019秋・短期集中ゼミ&過去問演習
~徹底実践!通学+オンライン受講~
『生命保険数学』(二見隆、生命保険文化研究所)上巻の内容を理解している方で、試験直前期に中級以上のレベルまでの知識のブラッシュアップを目指す方。
日本アクチュアリー会資格試験の第1次試験「生保数理」の合格を目指す方のための短期集中講義です。「生保数理」は、保険料や責任準備金等、生命保険の仕組みを理解するために必要な数理的知識が問われる試験です。また、営業保険料やチルメル式責任準備金のような、実務的な知識も必要とされます。「生保数理」は、数理的な知識と実務的な素養の両方が求められる試験でもあります。
この講義は、12月の試験本番を間近に控えた9月の時期に、実践的な受験対策を行うものです。順調に勉強が進んでいれば、『生命保険数学』(二見隆)の演習問題は一通り解き終わっている頃だと思います。ここからは、できるだけ多くの過去問演習が必要です。アクチュアリー試験対策は、過去問演習に始まり過去問演習に終わると言っても過言ではありません。限られた3時間という時間の中でどの程度の問題が解けるのかを確認しながら勉強することが求められる時期でもあります。
生保数理の場合、二見さんの『生命保険数学』が唯一無二の教科書でもあります。覚えるべき公式は多く、何を覚えればよいのか途方に暮れている受験生もいるかもしれません。本講義では、頻出している重要な問題を解くのに必要な公式も紹介します。
講義の進め方は各回とも、いくつかの代表的な出題例を示して解くのに必要な知識を要約して解説します。講義は、『合格ストラテジー 生保数理』の第5章の保険料、および第6章の責任準備金に関する重要公式は前提知識として理解しているものとした上で、より実務的な問題を取り扱います。例えば、営業保険料や災害および疾病に関する保険の問題は、実務をやっていない方からすると一見難しそうに見えますが、題意をよく読み、収支相等の式を落ち着いて立てると解ける問題が出題されています。講義を通じて、実務的な問題の意味を理解し、重要公式をうまく活用できるように、問題の趣旨から関連テクニックまで幅広く解説します。講義終了後に、講義内容や試験直前学習のコツなど質問に対応します。
なお、受験直前講義の性質上、ポイントを絞った集中講義となります。基本的な問題を満遍なくカバーするものではありませんので、ご留意ください。(幅広く概観したい方には、アーカイブ配信中の基礎コース・GW短期集中ゼミを先にご覧いただくことをお勧めします。)
2018年度の出題は、小問(問題1)は6題×各4点=24点、中問(問題2)は8題×各7点=56点、大問(問題3)は、2題×10点=20点でした。過去問分析表(基礎コース・GW短期集中ゼミWEBページ参照:https://si-forum.jp/actuary/2019spring/seiho)を見てもわかるように、各分野満遍なく出題されています。苦手分野を作ることなく、満遍なく勉強することが求められる科目です。
「生命保険および生命関数」は、その後に続く「保険料」や「責任準備金」の理解に必須の生保数理の基礎的な概念です。例年2~3問程度出題されています。過去問対策を行う際は、まずこの基礎的概念を理解し、その後の発展的な問題に取り組むことが大事です。
「生命保険および生命関数」の理解の次は、「保険料」や「責任準備金」の理解が次の到達目標です。これらも、生保数理の基礎的概念であり、『生命保険数学』(二見隆)の演習問題や過去問を繰り返し解く中で着実に身に着けたい分野です。
ここまでが『生命保険数学』(二見隆、生命保険文化研究所)上巻の内容ですが、これらは営業保険料、チルメル式責任準備金、連生・就業不能などの理解に必須の概念です。過去問対策を行う際は、上巻の内容を確実に理解し、その後の発展的な問題に取り組むことが大事です。
短期合格の秘訣として、重要な公式を何度も「写経」して暗記しておくということがあります。『合格ストラテジー 生保数理』の付録Bのような「重要穴あき公式チェックシート」を用いて、重要な公式を暗記するまで毎日ひたすら書き続けましょう。
加えて、過去問1年分を何も見ないで3時間かけて解く訓練も行ってください。また、過去問は最低20年間分解いてください。アクチュアリー試験は時間との勝負という意味合いもあります。既出の問題を確実な得点源とすることは合格への必要条件です。その上で、「写経」で覚えた重要な公式を、限られた時間の中で最大限活用する訓練を、過去問を通じて行うことが肝要です。
第1回 受験直前の心得/重要問題解説①:保険料
受験直前の心得
(1)出題範囲と過去問傾向の復習
(2)直前期にやるべきこと
重要問題解説①:保険料
・生命保険および生命関数の復習
・純保険料の復習
・重要な公式
・営業保険料
・災害および疾病に関する保険
第2回 重要問題解説②:責任準備金
・純保険料式責任準備金の復習
・重要な公式
・実務上の責任準備金
・解約その他諸変更に伴う計算
第3回 重要問題解説③:連合生命に関する生命保険および年金
・連生生命確率
・連生の死力
・連生の余命
・連生の条件付生命確率
・連生の保険
・連生の年金
第4回 重要問題解説④:就業不能(または要介護)に対する諸給付/ラップアップ
重要問題解説④
・多重脱退表の復習
・死亡・就業不能脱退残存表
・就業不能集団からの脱退力
・就業不能に関する各種年金の現価
ラップアップ
(1)試験場での心得、電卓等
(2)試験当日のアドバイス
【質 疑 応 答】※録音、ビデオ・写真撮影等はご遠慮ください
配付資料
講師作成の講義レジュメを当日配付します。
使用テキスト(ご持参)
本セミナーで用いる書籍です。各自ご持参してください。
『二見隆:生命保険数学』<上・下巻> 日本アクチュアリー会 テキスト
『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 生保数理』アクチュアリー受験研究会代表MAH 〈著〉、西林 信幸 〈著〉、 寺内 辰也 〈著〉、 山内 恒人 〈監修〉 (東京図書 2018年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4489022921/
https://books.rakuten.co.jp/rb/15499821/
使用過去問(ご持参)
平成27・28・29、2018年度の第1次試験過去問題集「生保数理」を、以下サイトよりダウンロード・印刷してお手元にご用意ください。 http://www.actuaries.jp/lib/collection/index.html
※「生保1」「生保2」と記載のあるものは第2次試験のものとなりますので、ご注意ください。
電卓(ご持参)
試験で認められている電卓を各自ご持参してください。
参考サイト)公益社団法人 日本アクチュアリー会 2018年度 資格試験要領
http://www.actuaries.jp/examin/2018exam/2018-H.html
※「7.試験会場で使用可能な電卓について」参照
藤澤 陽介 氏
スイス再保険会社 日本支店 Senior Health Solutions Manager
ウォータールー大学アクチュアリー学科修士課程修了。日本アクチュアリー会正会員(理事長賞受賞)、CERA、年金数理人、日本アクチュアリー会ERM委員会(委員長)/学術委員会/ASTIN関連研究会、日本保険・年金リスク学会評議員・理事、大阪大学金融・保険教育研究センター 非常勤講師(2014年まで)、早稲田大学大学院会計研究科 非常勤講師(現在)、社会保障審議会企業年金・個人年金部会委員(現在)、損保総研アクチュアリー講座講師。「アクチュアリー受験研究会」前会長。2017年11月より現職。第3分野の再保険の事業戦略全般を担う。住友信託銀行(当時)、ライフネット生命、RGA再保険会社を経て、現職。著書に『リスク社会の羅針盤! すべては統計にまかせなさい』(PHP研究所)。
開講スケジュール(全4回)
第一回 2019年 9月14日(土) 午前10時00分~12時00分
第二回 2019年 9月15日(日) 午前10時00分~12時00分
第三回 2019年 9月16日(月・祝) 午前10時00分~12時00分
第四回 2019年 9月21日(土) 午前10時00分~12時00分
会場
カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル2F
九段下駅 2番出口 徒歩約5分(半蔵門線・東西線・都営新宿線)
上記開催日程に合わせ、会場に通学のうえ対面でご受講いただく学習効率が高いコースです。
開催終了後、講義の模様を収録したアーカイブ配信もご受講いただけます。
→販売終了
上記開催日程に合わせ、お手持ちのPCやタブレットからリアルタイムでオンライン受講いただく大変コンビニエントなコースです。
開催終了後、講義の模様を収録したアーカイブ配信もご受講いただけます。
→販売終了
開催終了後、講義の模様を収録したアーカイブ配信をご受講いただけるコースです。
通学受講、オンライン受講には予めアーカイブ配信が付帯しています。
<オンライン受講をお申し込み希望の方へ>
お申し込み前に、テスト視聴ページより推奨環境と動画の再生可否を必ずご確認ください。
■ テスト視聴ページ:https://deliveru.jp/pretest5/
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